レッツDIY_02:目打ちを作ってみましょう

 

第2回目は『レッツDIY_01:まずは必要な道具の説明から
でご紹介したフォークを”フォーク目打ち”に仕立てる方法をご紹介します。

ですので、ちゃんとした(。。ちゃんとした?)菱目打ちをお持ちの方は
このページは飛ばしてください。

 

本日の目標ですフォークを加工して目打ちを作りましょう
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100均で購入した砥石とフォークを用意します。

一番近い所にあったSeriaで買いましたので他のお店に同じ物があるか
分かりませんが、注意点として

■ 砥石:
120番(という粗さ)と240番の組みあわさった物
しか無かった
のですが、もう少し細かい番号(400とか)が良かったかなと思いまし
た。細かい方が時間はかかりますが鋭く仕上がります。

 

 

フォーク:
先の中心と先の中心が3.5mm
材質、ステンレススチール
よーく見て先と先の間隔が同じ物を。(バラつきのあるフォークもあり
ますので、こっそり文房具売り場の定規でチェック!

幅はお好きな物でと言いたい所ですが、最後まで読むと分かるのですが
あまり大きく幅の広い物は無理があると思われます。

先が簡単には曲がらなそうな、なるべく硬いのが探せるとベストです。

 

フォークはもちろん、砥石も包丁を研ぐから家にあるわよ?

 

フォークは先を尖らすので食事には使えなくなります。
砥石は溝が付いてしまいますが、それで大丈夫なら
もちろんOKです。

 

 

加工前にちょっと確認しておきましょう。

上の画像のように「買ったまま」のフォークは先が丸いので革に押し
付けた時の跡が丸く、幅も厚いです。

これの何がいけないかと言いますと、(この革は跡が付きやすい)革に
よっては跡が付きづらく見えなかったり「ぬるい」感じになります。

下の画像のように研ぐ事で、貫通とはいかないまでも途中までは穴を開け
られ、縫った時にもピシッとした印象になるのです。

 

2

砥石は使う前に十分水に浸してください。(使い方はパッケージにも
書いてあります)私は水を入れた深めの容器にドボンと丸ごと入れて
10分
ほど待ちます。

霧吹きは作業中に水が必要になった時など何かと便利です。

 

 

もし既に革をお持ちでしたら、こんな端っこの捨てる部分で良いので
両面テープなどで持ち手の所に巻くと持ち易くなって作業が楽です。
革は普通のカッターで切れます

 

後々、これを使って穴を開ける時の作業も楽になります。
お試しあれ。

 

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研ぎます

240番(細かい方)で研ぎ出しましたが、最初は粗い方(この砥石でいう
と120番)を使った方が早いです。

 

研いでいる時に出るグレーのドロドロの液は、
研ぐために必要なとぎ汁ですので、洗い流さずにある程度
残してその中で研ぐようにします。

 

 

このフォークぐらいなら大丈夫でしたが、もし砥石が動くようでしたら
ゴムやシリコンなど滑り止めを敷いて安全に作業してください。

 

 

フォークの先の方を抑えると安定します。
角度を一定に保ち、軽い力で一定のリズムで研ぎます。

 

 

集中すれば20分くらいでしょうか。

画像には反対側(フォークの背)が写っていませんが、
反対側も研いでください。

 

右端位になったら、研ぐ時に(この粗い砥石の場合は特に)
”押す”のはやめて、”引く”だけにしてください。
押すと砥石にめり込みせっかく鋭くなった刃先が潰れるからです。

 

4

仕上がりを確認します

この位になれば上出来かと。
欲を言えば耐水ペーパー(1枚数百円)の1500番等で仕上げたい所です。

道具は欲を出すとキリがないね。。。

 

そうですね。。。もし買うなら”耐水”ペーパーを買ってくださいね。
普通の紙やすりより高いですが、水を使うので。

 

 

 

でも、百均オンリーでここまで出来ました。

 

 

紙に、仕上げたフォーク(”なんちゃって目打ち”)でグッと刺すと
簡単に穴が開く位になったら完成です。

手で触ると包丁の刃先を触った時のような指紋に引っかかる感じです。

 

 


 

確認のため、一足お先に革(厚み1.5mm)で試してみました。

普段通りゴム板(下の黒い物)を敷いて木槌で軽めに叩く事3、4回

 

 

しっかり穴が貫通していて、普段と同じようにスムーズに縫えました。
(奥に見える3列は既製品の菱目打ちを使ったものです)

 

 

ゴム板の代わりに下にコルクを敷いて同様に叩きました。
ゴム板に比べると不安定で力も入り辛いですが、貫通しました。

ですのでどうしてもゴム板が手に入らなければコルクは硬めで詰まった
感じ
の物を使ってください。

 

 

この画像で縫っている所は下敷きにコルクを使った方で、上はゴム板です。

 

 

”フォーク目打ち”の結果です。

正直、ここまで出来ると思わなかったので驚いています。
(フォーク目打ちの糸はAと同じ”エスコードの”を使用。)

 

ほう、普段の縫い目に比べて遜色ないね

 

そうなんです、先生。
ただし、この後革二枚重ね(約3mm)で試したら
さすがに貫通は無理でした。
そして使っているうちに曲がってくるので、
それを直しながら使ってください。

 

貫通しなかったらどうやって縫えばいいの?

 

レッツDIY_01:まずは必要な道具の説明から』で紹介した
キリで1目1目穴を開けます。
深さの半分位までは穴が開いている
上に、等間隔になっている
ので時間はかかるかもしれませんが
作業は楽です。

 

フォーク目打ちで革に興味が出てきたから、
僕はちゃんとした菱目打ちを買おうかな。

 


 

フォーク目打ち、まとめます。

 

 

注意!フォークは使っているうちに曲がって来ますので、
時々直して力が真下に伝わるようにしてください。

 

 

 ここで使った100均の道具だけではダメだった方は。。。

■ 耐水ペーパーの1000〜2000番(200円前後)を1枚買って
水をつけながら磨いてください。

■ 穴を開ける時の下敷きをコルクにしていた方はもう少し硬めの、
出来ればゴム板を使ってみてください。
(55×150×10mm、250円前後の小さい物がハンズでも売っています。)

 


 

■ 研ぎ終わった砥石は使い古しの食器用スポンジなどで洗って
乾かすと次回も気持ちよく使えます。

■ 菱目打ち、フォーク目打ち、どちらにしても切れが悪くなったら、
悪くなりきる前に研ぐ方が楽です。

 

 


次回、『レッツDIY_03:実際に手縫いをします
では今回作った”フォーク目打ち” か 菱目打ち を使って
実際に革に穴を開けて縫ってみましょう。

 

引き続きお付き合いください。お疲れ様でした◎

 

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