レッツDIY_05:革のちょい足しハンドル編1

 

いよいよ今回は実際に使える物を作ります。
と言っても以前「日記」で書いたように革のちょい足
ですので簡単です。

 

もし前回の『レッツDIY_04:手軽な革で色々試し、違いと
特徴を知る』で購入されたバラエティーパックの中に
気に入った革があったら挑戦してみてください。

 

 

 

本日の目標ですきっと家にある。ショッピングバッグのハンドルに革を巻いてみましょう

たぶん探せば3、4個あるわ。
ハンドルが汚れてしまったのと、細くて持ちづらいから
使わなくなってしまったのも。

 

見た目も、持ち易さも良くなりますよ。
今回は2パターン考えたうちの を解説します。

 

■ 使う革は「硬い革」「柔らかい革」お好みで。
硬い革を少し柔らかくしたい時はこちらをご一読ください

 

1

巻く革のサイズを考えます。

ショッピングバッグ(以後:Sバッグ)のハンドルに適当に
紙を巻いて、自分が持ち易いだいたいの大きさを決めます。

参考までに、ここでは11cm(横)にしました。

 

2

サイズが決まったら革を切ります。

曲がりやすい方向、曲がり難い方向がはっきりある革は
曲がり易い方向を短い方(写真の72mm。36で折ります)
になるようにしてください。

 

革はカッターでも切れます
但し刃は新品にしておいてください。
一度で切れない場合は定規をしっかり抑えて何回か繰り返して
ください。

(硬い革の方が初めての方には切りやすいです◎)

 

横は110mm
縦は今回のSバッグのハンドル幅が24mmでしたので、
実際の革を巻いてみて、最後、縫った後にカットする分
を含め72mmにしました。

ちなみに革の厚みは1.5mmでした。
これより薄くても十分です。ここもお好みで。

 

”縫った後にカットする分”とは?

 

はい。読み進めていくと分かりますので
ここでは「大きめに切っておくんだな」位に考えてください。

 

3

どの位置で縫うかを確かめます

Sバッグのハンドルを革に挟み布が終わった所に印を付けます。

今回は端から約7mmでした。

 

 

印を付けた革を開き、仮留めのための両面テープ
(写真の物
は2mm)を貼ります。

8〜9mmの位置に両面テープを貼った理由:
今から縫うための穴を開けるのですが、7mmにすると
菱目打ちなど穴を開ける道具にテープが付いてベタベタする
からです。

 

そんな理由で

 

結構ベタベタするんですよ

 

 

そんなに細い両面テープは入手困難という場合の代用品
考えました。(よく使う1cm幅の両面テープだと
剥がすのが大変なのです)

 

・家にあった普通のスティックのり、
消えいろPiT(強力)トンボ鉛筆

・「木工用ボンド」。。これは糸の始末にも使えます。

※スティックのり、ボンドを使う場合は張り合わせる革の
両面に塗ってください

 

 

(細い)両面テープ、のり、ボンド、その他。。。
いずれかを貼った革をきっちり半分にして圧着したら、
3ヶ所ほどボールペンで印を付けます

 

ここは後で切り落とすので、
目立つ色のペンで大丈夫です

 

 

4

革に縫うための穴を開けます

先ほど表から印を付けた所に、菱目打ちや『レッツDIY_02
で作ったフォーク目打ちを使って穴を開けます。

フォーク目打ちだと革2枚は貫通しないので、更に目打ち
(キリのよう
なものです)で1目1目貫通させます。

 

穴を綺麗に等間隔で開けるには
最後の1目を重ねる事を思い出してください。

今回はせっかくなのでフォークで行きます

 

フォークでいくのね。。。

 

5

本格的にハンドルに付けます

穴開けの終わったを一度開き、両面テープで留めていた
場合はそれを剥がします。

(今回の場合は)端から7mm糊付けします。


。。本来はここで「ゴム糊」等を使いますが、ゴム糊は
小さいサイズ(40cc、500円〜)でも使い切る前に
固まってしまうと思いますので、
今回は身近な代用品(スティック糊、ボンド)で。

 

 

 

糊付けした革をSバッグのハンドルに被せ、
3ヶ所付けておいた上下の印がぴったり合うように
貼り合わせます。

 

印をぴったり合わせると
で開けた穴もぴったり合うので楽に綺麗に縫えます

 

 

 

丈夫なの底などで圧着します。

本来は左のローラー(1,000円前後)を使います。

 

 

6

縫います

ここで1つ訂正、補足です。

革ハンドルが動かないようにしたい場合は穴を開ける段階で
赤矢印の所から開けて縫ってください。

その時の注意点ですが
下の画像のように布を挟んだ状態で菱目打ち、
フォーク目打ちで一気に下まで穴を開けないでください。

 

どうしてダメなの?
楽で良さそうだけど。

 

 

 

 

それは、布の糸を切ってしまうからです。

今回のように”革+布+革”で厚みが出ると
切れ目も大きくなります。

大袈裟に言うとそこから布がほつれる事もあります。

 

”丸ぎり”は先が細く布を切らないので、布を挟んで穴を
開ける場合によく使います。
(2枚上の画像の左の穴2つは丸ぎりです)

 

 

 

縫いの説明に戻ります。

下から縫って来た場合も、ここから縫い始める場合も
ここで糸を2回まわしておくと、力のかかる部分なので
丈夫に仕上がります。

これは絶対ではありませんが、力のかかる部分、縫い始め、
縫い終わりを1目、2目二重に縫って丈夫にと言うのが
基本的な考え方です◎

 

手縫いの詳しい方法、必要な糸の長さ等は『レッツDIY_03
をご一読ください。

(糸は参考までに細い糸で70cm使いましたが、革、間の布、
穴の間隔で変わります)

 

 

 

縫い終わりの処理方法です。

(先程の考えで)最後の穴から3目縫い戻りました。
(ミシンでも同じようにしますよね)

2と3目戻る時に引き切る直前の糸にボンドを少し
ようじ等で
付けます。
引き切った時に穴の中でボンドが固まるイメージです。
はみ出た時は拭き取ってください。

 

画像右端、最後はハンドルの裏でやはり糸に少量のボンド
を付けて糸をぐっと締め、穴ギリギリの所で切ります

 

その後、目打ちの柄(え)のお尻の丸い所や瓶底などで
(切った)糸を平らに潰します

 

 

7

仕上げです

長めにとっておいた革を切り落とします。

 

(”あり” ”なし” 。。。
横まで縫った、縫わないのイメージの違いの参考に)

 

 

定規でしっかり抑えながらカッター等で切り落とします。
7mmのうちの4mm落としました。

 

で言っていたのはここの事で、
この時に”余り”の部分が短いと
切るのが大変なのです。

慣れないうちは7mmでも10mmでも、定規でしっかり
抑えられる幅をとっておいて最後の最後に綺麗に
切り落とすという考えを覚えておいてください。

 

 

ついでに。
角が直角もいいのですが少し切り落とすと綺麗です。
丸い彫刻刀は手軽で綺麗に仕上がるのでオススメです。

特に硬い革の場合、角が直角だと使っていくうちに必ず
ヨレて来ます、ならば最初から。

ノートは絶対に角がヨレるから
これは使えるね。

 

うちのノートはしばらく経つと
角を丸くされます

 

 


完成
(もちろん、ちゃんと使う方は2本とも完成させてください◎)

いかがでしょうか。

 

縫い始め〜縫い終わり、最後に揃えて余計な部分を落とす
など前々回(レッツDIY_03)のただ縫うだけとは違った事が
あったと思います。

いずれも今後も使える基本的な技ですので、分からなく
なったら見返してみてください。

 


今回のように革が厚かったり、間に布を挟むなどした時は
そろそろ親指と人指し指の力だけでは針が抜けなくなって
いる方もいると思います。

そんな時は
一、麻糸に刷り込む蜜蝋(ミツロウ)を指に付ける。
二、指ぬき を革で自作してみる、または手っ取り早く買う。

これでだいぶ解消します。

 

指ぬき:後ほど書いてお知らせします

→12月2日 指ぬきについてちょっとだけですが書きました。

 


 

次回は
ショッピングバッグのハンドルそのものを
硬い革で作ります。

 

 

Bの方です。

今のままだと肩にかけるにはちょっときつい、
細くて持ちづらいから太く短くしたい、
ハンドルが取れてしまった、
そんなショッピングバッグを改良・復活させませんか。

 

そんなバッグも確かあったわ。
私は長くしたいから長い革を用意しないとね。

 

ハンドルが切れて使えなくなったのも
革で作り直せるんだね

 

革のちょい足し、パート2です。

 

 

それではまた、『レッツDIY_06』でお待ちしています。
お疲れ様でした◎

 

 

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