レッツDIY_06:革のちょい足しハンドル編2

 

 

前回『レッツDIY_05:革のちょい足しハンドル編1
では、出来上がっている布バッグ(ショッピングバッグ)
ハンドルの上から革を巻く方法を解説しました。
(写真のグレーの革)

 

今回はハンドルそのもの(写真手前の焦茶)を作ります。

 

長さも太さも変えられるから
自由度が増すね。

 

私は短いハンドルを
肩にかけられる長さにするわ。

 

今回も簡単ですがいくつかポイントがありまして、
そこをちょっと気にしてもらえると完成度
上がります。

 

本日の目標です

きっと家にある。ショッピングバッグのハンドルを革で作り変えてみましょう

1

ショッピングバッグのハンドルを外し、
今から作るサイズを考えます。

リッパー(108円〜)を使うと便利です

革用の麻糸にももちろん使えますし。

 

お持ちのバッグを参考にするなどして、革ハンドルの太さ長さ
を考えます。

布とは張り、硬さが違うので注意が必要です。

 

2
サイズが決まったら革を切ります

参考までに、今回実際に作ったサイズです。
手で持つだけの短いハンドルにするので

■ 長さ:284mm
■ 幅:21mm
※完成サイズを15として、上下3mm余分にとっておきます。

上下3mmは後から切り落とします。
詳しい理由はこちらをご一読ください

 

■ 革の厚み:1.4mm(厚みもお好みで)

 以上を4枚です。

 

革は2本でも良いのですが、
今回はせっかくなので裏から見ても綺麗な2枚貼り合わせ
のハンドルをご説明しようと思います。

 

3

2枚の革を貼り合わせます

半円、の缶やプラスチック容器を探してください。

 

カン?
どうしてここでそんな物が。

 

これを使って裏表の革を貼り合わせると
綺麗に仕上がります。
今回ぜひ覚えてもらいたいポイントです。

 

伸縮性が少ない硬くて厚い革の場合、
平らな机の上で2枚を貼り合わせるとハンドルの形状に曲げた
時、右のように内側の革にシワが寄り美しい仕上がりに
なりません。(曲げ方が緩ければ寄らない事もあります)

 

それに比べて、半円や円を使って2枚曲がった状態で張り
合わせると左のように綺麗な仕上がりになります。

 

それではやってみます。

まずは2本とも革の中心に印をつけます。
裏(写真奥)は見えなくなるのでボールペンでも何でも。

表の場合は”銀ペン”を使うことが多いです。
革の道具やさんによく置いてありますが、あれは300円ほど
しますので、文房具売り場にある銀色のペンで大丈夫です。

 

要は後から消せればいいのです。
銀ペンは綿棒に水をつけて擦ると消えます。
(革によって消えにくい、消えない、擦った跡がついて
しまう場合もあるので試してからにしてください)

 

金色のペンはダメなの?

 

昔試した事がありますが、どうだったか。。。

 

 

今回もどこにでも売っているスティックのり、
消えいろPIT(ブルーの強力なタイプ)を使います。

表裏になる革の、両方の内側にノリ付けしてください。
(革用のゴム糊の場合も貼り合わせる両面に糊付けします)
両端25mm(長さはお好みで)は付けません。
後からショッピングバッグの布を挟むためです。

 

 

円(半円)の上に裏側になる革を置きます。
両面テープで少し固定するとやり易いです。

(参考までに直径14cmのプラスチックの円を使用)

 

 

表側になる革を中心を合わせて少しずつ貼り合せます。

長い革の場合、反対側が張り付いてしまい焦るので、
シリコンやゴムなどノリにつかないシートを挟んでおくと
落ち着いて作業できます。

 

 

2枚貼り合わせると内側(裏側)の革が少し余ります。

そして少しズレる事もありますが、
上下3mmずつ大きく切ってあるので大丈夫です。(写真下)

それよりここでは綺麗な曲線で貼り合わせる事が大事です。

 

 

こんなかんじです。

 

それを最終的なサイズ(今回の場合は幅15mm)
に切り揃えます。

端を3mmずつ切り落としますが、ここでこのハンドルと
同じ高さの革(でも何でも)を定規の下に挟み、定規が
斜めに傾かないようにします。

 

ハンドルの厚みがあるほど、
これをやった方がカッターで切った時に
革が直角に切れるからです。

ピシッと直角。

 

これを2本作ります。
(上下は3mm切り落とした捨てる革です。)

 

4

ハンドルを縫います

ネジ念(写真左)または先の尖りすぎていない物で革の
端から3mmの所に強めに線を引いて跡をつけます。

 

 

先を丸い彫刻刀で切り落とす
いい感じになるんだったよね。

 

線に沿って穴を開けます。

穴を開ける菱目打ち、フォーク目打ち
最後のひと穴を重ねると等間隔で綺麗に
出来るんだったわね。

 

 

穴を開けたら麻糸に蜜ロウをすり込み、25mmの所(穴)
から2本の針を使って縫います。

糸は縫う距離の3.5〜4倍必要です。
ですが、ハンドルが長くて糸が長すぎて縫いづらい場合は
縫いやすい長さで何回かに分けて縫ってください。

 

蜜ロウを刷り込む(動画)
針への糸の通し方(動画)
〃   (説明)
手縫いの方法  (動画)
〃   (説明)

それぞれあります。

 

片側縫い終わると少し曲がりますが、
もう片方も縫うと真っ直ぐになります。

糸はバッグに縫い付ける時にも必要なのでそのままにします。
(つまり必要な糸の長さはその分も考慮してください)

 

 

 

 

縫い終わった糸は少し飛び出た状態なので
ローラーや瓶の底などで落ち着かせます。
出たままだと擦れて切れやすいので
埋めるようなイメージです。

 

5

ハンドルをバッグに縫い付けます

バッグの布を革の間に挟みます。
クリップなどで止めるとやりやすいです。

 

ちょっと待って、糸が
毛羽立ってきたみたいなんだけど。。。

ハンドルが長いと、縫っているうちに最初に刷り込んだ
蜜蝋が無くなって糸が毛羽立って来る事があります。

その時はまた蜜ロウを足してください。

 

 

1、2と縫っていくうちに
縫う向きが基本の奥から手前と進める所、
手前から奥の方がやり易い、もしくはそうでないと縫えない
場所が出て来るかもしれません。

手前から奥へ進む時は
左の針を入れるのは基本と一緒、
その次の右の針を入れた時に先ほどの
左の糸の輪
(写真右のピンク)の下から針を抜き出すようにしてください。

3の奥から手前に進める場所に戻ったら(人によって違う
かもしれません)また基本通り、左の輪の上から針を出して
縫い進めます。

本当だ。
無理すれば縫えない事もないんだけどね。

 

 

最後は2、3返し縫いをして、ボンドで止めます

反対側も同様に縫い、
もう1本のハンドルも縫い付けたら完成、

 

 

最後に中心に印をつけた銀ペンの跡を消します。
(作業中に消えているかもしれません)

綿棒などに水をつけて擦るだけです。

 


 

少し細めの15mm幅、
長さ28.4cm、
厚みは革が1枚1.4mmだったので2.8mm、

この小ささのバッグなら耐久的にも十分なハンドルです。

 

 

大きなバッグで荷物が多い方はハンドルと布の接着部分を
写真のように足すとより頑丈になりますし、デザイン的にも
アレンジしたら面白いと思います。

 

 

 

出来た!
丸く貼り合わせるのが少し緊張したけど、
こんなに簡単に革ハンドルが作れるのね。

 

本当だね。
今度は立体的なハンドルにも挑戦して
みたいな。

 

 

2枚の革の間に少し厚みのある革をアンコのように
挾むだけでもちょっと立派なハンドルになりますよ。

 

次回は革のスリッパ。。
ルームシューズと言った方がイメージいいですね、
を考えています。
自分で履いて試す期間が必要なので、
その前に何か挾むかもしれません。

 

 

引き続きお付き合いください。
お疲れ様でした◎

 

 

Pocket