レッツDIY_09:型紙を理解してケースを作りましょう

前回までは道具の説明だったり作業の方法だったり
部分的な縫い方だったりと、これから革製品を作る
ための基礎をご説明してきました。

 

今回はいよいよ「物」を作ります。

 

いよいよだね。
でも、大きな革はまだ買ってないんだ。
小さい革でも出来るのかな

 

B5サイズ(182×257mm)あるといいと思います。
でも型紙を理解出来れば好きなサイズ・比率
で作れます。

一番簡単な方法なら縫うのは2箇所。
(今回は4箇所で説明しますが)
とても簡単です。

 

それでは進めます。

 

 

本日の目標です型紙を理解して好きな大きさ・比率のケースを作りましょう

 

 

今回作るカードケースです。

B5サイズの牛革から切り出して作りました。
お店などで使うカードを入れる事を想定しています。

 

白い革で留めるようにしているので4箇所縫う事に
なりましたが、ここをボタンで留めるのもいいと思いますし
何もしないのもありです。
(その場合は縫うのは2箇所とより簡単になります)

 

 

 

 

 

カードケース(右上『B5・縦』)の他に

A4サイズの革を縦に使うと左上のようなケースが、
(銀行の通帳が入ります)
A4サイズの革を横に使うと下
のようなケースが作れます。
(ボールペンが入ります)

 


 

1

型を理解すると後が楽です

「型」アレルギーという方、いないでしょうか。
私は少しその傾向があります。

 

本の裏に型が付いていたりすると、
それをそのまま写せばいいので楽なのですが同時に

ここは何になるんだろう?
どこが重要で絶対に変更出来ない場所、できる場所
はどこなんだろう???
と思ってしまうのです。

 

要は”理解しないまま作業している”ので気持ち悪いのです。

 

確かにそうね。
完成してから「ああ、あそこがこうなったんだ」
って分かる事があるわ。

 

今回は非常に簡単な「型」を
理解する事で
アレルギーが少しでも治れば
と思います。

 

2

型を作ります

型の完成品です。
普通の画用紙を使いました。

 

赤ちゃんの肌着みたいね

 

ですね。

袖の部分が”マチ”に、
お尻の部分が”かぶせ(フタ)”に
エリのデザインはお好みで
と覚えるといいですよ。

 

 

B5の画用紙を縦に均等に3つに折ります。

 

1mmくらいは無視します。

 

”袖”、つまりマチの大きさをここでは36mm
にします。

折りたたんだ時に18 / 18になるように
上18と下6mmを結んだ線で谷折りします。

 

 

谷折りしたら画像左のように印を付け、
はみ出した所をカット
します。

 

 

これで折り畳んだ時にぴったりになります。

 

 

 

ここで上を18、下を6mmにした説明です。

 

袖(マチ)の下を6 / 6mmにしているのは
これ以上大きくしても折り畳んだ時にこの大きさの
ケースでは意味が無いからです。

 

なので目安として
下は上の幅の3分の1としました

まずはここから始めて慣れたら
お好みでサイズ変更してみてください。

 

 

 

身の回りにある使える物は使います。

 

しっかりした型を使うと
フリーハンドより綺麗に切れるしね

 

 

 

 

実はフタのカーブはうちわを使っています。
ゆるくていい感じです。

 

更に、角がとんがっているのもいいですが、
今回は彫刻刀で丸くしました。

個人的に彫刻刀は使えると思っています。

 

 

3

型を革に写します

今回使ったのは柔らかめの牛革で、厚みは1.2mmです。

 

革はお好みで。

アドバイスとしては
硬い革、張りが強い革を使う場合は折れ癖をしっかり
(ローラー、瓶の底などで)付けるのと、
フタがピーンと立ってしまうようならボタン、ホック
などで留める必要が出てくるかもしれません。

今回のように帯状の別パーツを作って
そこに差し込むのも1つです。

。。。ワイルドに輪ゴムで留めるとか

 

 

柔らかければ厚みが1.2mmよりあっても出来る場合も
あるので、まずはお手持ちの革でやってみてください。

結果張りがあり過ぎたとか、もう少し厚い方がしっかり
して良かったななど分かって来ると思います。

 

それから革には曲がりやすい方向があります。
この方向を間違えると、同じ革でも抵抗感があって非常に
作りにくいと感じる(革もある)と思います。

名刺入れでそれを少し説明しています

 

今回のB5サイズの革は縦(長い方)に
曲がり易い(丸め易いとも)方向で切り出してください。

 

 

 

 

型を写すには銀ペン(普通の銀色ボールペンでOK)
目打ちなどがあります。

 

 

そして今回はカブセを抑える(差し込む)白い革のパーツも
作りました。

 

別の革で説明(下の画像)しますが、
伸びる方向、伸びない方向がありますのでここは勿論
伸びない方向が横になるように革を置いて
パーツを切り出してください。

青い方向が伸びません。

私でも見分けがつくかしら

 

今回位の薄い革、小さいパーツなら
グッと引っ張れば分かります。

伸びない方向で使うとしても、
伸びる方向がすごく伸びるようなら
あまりいい部分では無いので別のところから
切り出した方がいいです。

 

4

革に折り癖をつけます

 

5

帯を先に縫います

ゴムのり、スティックのり(あくまでレッツDIYだけの話)
を接着する両側に薄く塗ります。

菱目打ちフォーク目打ち(あくまでレッツDIYだけの話)
で穴を開け、麻糸で縫います

 

最初と最後は力のかかる部分なので二重にすると良いです。

 

6

本体を縫います

帯の時同様、両側にノリをつけ、圧着し、穴を開け
縫ったら完成です。

 

 


 

あれ?フタが短いみたいだけど

 

実際に革で作ると
上の厚み分取られて随分短くなりました。

そうゆう事も考えて(上の方で説明した)
型を作る時に三等分にして
短めのフタにするも良し、
大きめにとっておいて長いフタにするも良しです。

 

 


 

A4の革で作った時はどんな感じになるのかしら

 

こんな感じです。
B5は今回作ったものです。

いきなり革でなく、コピー用紙などでいろいろ作って
必要なサイズを決めると良いです。

 


 

7

A4横バージョンをざっくりと

重要なのは
フタ以外の2つの高さを同じにするという事です。

(つまり上から70,70,70 でなく、80,80,50でも
85,85,40でもいいという事です)

 

マチ下は上の三分の一(目安として)でした。

 

”えり”のデザイン例です。

丸く抜く道具、ハトメ抜き彫刻刀で角を丸くしました。

 

 

8

A4縦バージョンもざっくりと

今回はフタを短めにとりました。

 

 

”えり”をV時に切り取るのもいいですが、
薄い革だったら折り曲げて二重にすると
強度が出る上に見た目も綺麗です

 

 

この型で通帳が入るケースが出来ます。

 


 

 

本日は以上です。

 

型アレルギーが軽減するといいなとやってきましたが
説明がぐちゃぐちゃになった感が否めません
。。。精進します。

ふんふん。

 

 

次回もお付き合いください。

お疲れ様でした◎

 

 

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