スカートを革でリメイクする

革を少し足すだけのお手軽リメイクです。布と革を一緒に縫う時に気を付けたいポイントを2点書きます。

 

冬はタイツとブーツで隠せるからいいのですが夏に膝が微妙に見える長さのスカートに抵抗が出て来たここ数年。既製品の洋服をリメイクしたい時、革なら違った雰囲気になりますし切りっぱなしでもいいので楽です。

 

1:布と革を重ねて穴を開ける時は注意
2:縫った後、糸を落ち着かせる

 

穴を開けます

通常、革の穴あけは菱目打ちという4本とか8本とか歯が付いた物を使います。革だけ”ならこれでいいのですが

 

革と布を重ねた状態で穴を開ける場合

要注意です。”革+布”だと菱目打ちは使えません。地道に丸ぎりを使うのがいいです。

 

理由は菱目打ちだと布の糸を切ってしまいそこからほつれてしまうかもしれないからです。

詳しく書くとこんな感じです。

フォーク目打ちが気になった方はこちらへ。ちょっと変わった道具を作ります。

なので革と布を接着する前になるべく革だけ菱目打ちで穴あけをしておくのがお勧めです。それでも布の上で革に穴を開けないといけない場合があると思いますのでその時はこの方法を思い出してください。

針に糸を通す→穴あけ→縫うの詳しい方法は『レッツDIY_03』に書いてありますのでご一読ください。

 

縫った後、糸を落ち着かせます

分かりづらいと思いますが、右は革がまっすぐ、左は少し波打っています。

 

左は縫った所も波打っています。これを落ち着かせる方法です。やるのとやらないのとでは結構違いが出る作業の1つだと思っています。

 

オススメの道具

とても簡単で、ローラー(ハンズ、革コーナーでも売っています)を使います。

 

体重をかけて縫った糸の上をコロコロするだけです。アイロンのようなイメージでしょうか。穴と溝(穴あけの前に「ネジ念」という道具で溝を引きます)に入って糸が落ち着くのです。

また、革用の糸は布用に比べれば太いのでそのままだとぷっくり膨らんでいて、大袈裟に言えば革から飛び出ています。

(スカートなら問題ないのでしょうが)バッグを縫った時に糸が出ていると擦れやすく長年使っていると切れてしまう事も。それを少しでも防ぎたいのです。

amazonレビューで「無くてもなんとかなるけど、一度使うとあった方が絶対良いと思います」、その通りのローラーです。「使用中にキュルキュル音が出ますが、しょうが無いかね」と言うのは油を差して使用すれば驚くほど滑らかに音もなくなります。(その代わり差した部分から時々汚れた液が出てくるので注意です)「握り棒がもう少し太ければ」は私も同意見ですが、手の大きさにもよりますので自作の革カバーでフィット&愛着も沸くと言うものです◎

 

ローラーの代わりに丈夫なビンの底を使っても

落ち着きました。


洗濯したら多少は縮むかもしれませんがそこは適当に楽しく。それを見込んで長めにしておいて長すぎたなーと思ったら切ればいいのです。(カッターで切れます)切りっぱなしでもそれなりに味があるのも革のいい所。

以上、革を使ったリメイクのポイント2点でした。

端革を1袋買ってみる

こんな風に少しだけ革を使いたい場合は革のハギレが入った袋が1000~1500円位でハンズや浅草の革屋さんの店先に置いてある事があります。ハンズの新宿店、先日見たらいいなぁと思いました。

amazonレビューを見ると「ロシアンルーレット」というコメントをしている方がいましたが、期待度、たまたま入っていた物で本当にその通りなのだと思います◎手堅く行きたいなら「端革(はがわ) 栃木レザー」などで探してみるといいかもしれません。
小物も作れないサイズの革も多いと思うのでそれはこの後書いているように実験に使うと、今後ちゃんとした革を買う時に自分はどんな革が欲しいのかが分かってくると思います。革を漉く練習をするのもいいと思います。同じ革包丁を使っても漉きやすい革、漉きにくい革があってこれも次回購入の一つの目安になるかもしれません。
また、レビューで「匂いがキツイ」というのもありましたが、そのような革があったら外の日陰にしばらく置いておくと薄まるかもしれません。

次回もお付き合いください◎


ここで使っている道具のほとんどは「お勧め道具」のページで詳しくご紹介しています◎