Inkscape 好きな形で切り抜いてオリジナル文字を作る

少し手間はかかりますがネコのイラストを並べて「C」の文字で抜いて装飾文字を作る方法です。

 

 

Inkscapeのクリップ機能で好きな形に切り抜く

作る過程でその他の機能も解説していますので完成する頃にはちょっとした物が作れるように◎ネコから作るのが大変でしたらダンロードファイルを用意しましたのでぜひ。

 

 

ネコは「整列と配列」を使えば簡単綺麗に並べる事が出来ます。

 

 

 

練習用ダウンロード素材

上のようなネコとCのイラストを用意しました。すぐ下の「イラストダウンロード」からcat.svgz(Inkscapeの圧縮ファイルです)をダウンロードしてダブルクリックすれば使えます。

 

 

 

(ダウンロードした)イラストを用意します。

 

編集>コピー、貼り付け、で3匹(お好みの数で◎)に増やします。

 

 

 

整列と配置

 

ネコを綺麗に並べるために画面右の「整列と配置」を使います。

 

出ていない場合は右下の三角マークから選んでください。今回は「フィルス/トローク」と「テキストとフォント」も使うので出しておきます。(画面の縦をあまり小さくしているとこの三角マークが見えていない場合があります)

 

上のメニューのオブジェクトからも出す事が出来ます。(「テキストとフォント」はテキストから)

 

こんな感じで本日必要なセット完了です◎

 

 

コピペで増やしたネコ3匹を全部選択して「整列と配置」の「上端で揃える」(水平軸の中心に揃える、下端で揃える、でもOKです)をクリックしてから「中心を水平方向に等間隔で配置」をクリックすると綺麗に並びます。

並ばない時は※マークの所が押した状態になっているかもしれませんので、解除してください。

 

 

オブジェクト>グループ化 で別々のオブジェクトを

 

1つにまとめます。この方がこれからの作業がやり易いからです。(個別の点線が消えて3匹が1かたまりになったのが分かります)

 

 

まとめた物をコピペで6個にしました。「整列と配置」の1と2で綺麗に並べます。これを「グループ」で1かたまりにしてもう1つ増やしまして最終的に横6匹、縦6匹並んだネコを作ります。

 

 

文字で抜く(クリップ)

 

今作ったタイル状のネコを文字で抜きます。テキストツールを選び適当に画面をクリックします。

 

 

Cと打ってからフォントを太くしたいので「フォント」の中のCooper Stdのイタリックで斜めにしApplyで決定しました。

 

 

controlキーを押しながら(だと比率が保持されます)Cのサイズを調整します。分かり易く色を付けました。色はA「フィル/ストローク」でも、B画面の下に並んでいる色からも決める事が出来ます。

 

 

Shiftキーを押しながらB下の色を選択すると「フィル/ストローク」のストローク、、外側の色を決められます。フィルの方は×を押してストロークだけにしました。抜きたい場所を決定します。

中が見える方が決めやすいね

 

※文字はコピぺでもう1つとっておいてください。のちほど後ろに敷きます。

 

ネコとC両方を選択してオブジェクト>クリップ>設定

 

Cの形にネコが抜けました。

この後ろにピンクを敷きたいと思います。

 

 

先程コピペでとっておいて頂いたCを選択します。このままではネコの前に出てしまっているので上のメニューの「選択オブジェクトを背面に一段移動」で、、

 

後ろに行かせ、2つを「整列と配置」でぴったり重ねます。重ねたらバラバラにならないようにオブジェクト>グループ化します。

 

 

重ねてみたけどネコの色をもう少し暗くしてコントラストをはっきりさせたい。そんな時、、

 

 

同じ色全てを一瞬で選択して変更する

 

何匹もいるネコのグレー部分だけをいちいち選択するのは大変です。そんな時は1匹のネコのグレー部分をポチッとして編集>同じオブジェクトを選択>フィルの色が同じ、で一気に解決します。

 

 

クリップで隠れて見えない部分のグレーも含めて選択されているのが分かります。

 

 

「フィル/ストローク」で好きな色に変更します。

 

 

ついでに目の色も同じように選択変更しました。

 

完成です。

 

 

 

文字の縁どり

 

もし文字に縁どりをしたい場合は一旦オブジェクト>グループ解除します。

 

後ろのピンクのCを選択「フィル/ストローク」のストロークで赤を選択して、、

 

「ストロークのスタイル」の順番で見え方を調整出来ます。

 

 

こうすると順番の関係で縁取りが細く見え、ネコのイラストぴったりの所まで来ます。

 

ストロークの順番、詳しくはInkscape1年生「文字の加工、アウトライン」の中のストロークの順番は「 Stroke, Fill, Markers」にをご一読ください◎

Inkscape 文字の加工、アウトライン

 

 

クリップした物を元に戻す

 

クリップしたけれど元に戻したい場合は戻せます。クリップから外れた見えない部分にもネコのデータは残っているのです。

 

 

オブジェクト>クリップ>解除です。

 

6×6のネコに戻りました。

 

 

別の抜き方

最初からネコの後ろに色(この場合は黄色)を敷いておいてCで抜く方法もあります。Cを一番前にしておいて黄色い四角、ネコ、Cの全部を選択します。上のメニューのオブジェクト>クリップ>設定。

 

 

背景が黄色いネコのCが抜けました。

 

 

ただこの場合は文字の周りに縁どり(ストローク)をしようと思うと中のネコまで縁どりされます。

これはこれで面白い表現ができそうだね

(そしてPCの容量によっては処理に時間がかかる事が。イラストの複雑さ、数の多さも原因です)

 

 

 

お疲れ様でした◎