1枚の革の中で使える所、使えない所があります

革のパーツの分け方、呼び方は色々あり強度や繊維の方向も違います。例えば鞄を作る時、1枚革を机の上に開いて置いて、

■ハンドルにはどこを使うか →一番触られて痛む場所なので伸びない方向で強度が必要。

■かぶせ(上から蓋をする鞄の場合 ) → こちらは強度は必要無いですが、曲がる方向、曲がりやす方向で使う事が重要。
これらを確認しながら切っています。

間違った使い方をするとどうなるの?市販品でどう見分ければいいの

パーツに合わない使い方をすると最初見た目は分からなくても使っていくうちに伸びたり変なシワが入ったりします。

市販品を見分けるには触ってみて、例えば名刺入れやお財布なら折れる方向に折れづらい(新品の硬さとは違う)や鞄のハンドルなら少し引っ張ってなんだか伸びるなぁなど、そんな感覚が重要かもしれません。

 

余談ですが、使えないパーツとは大雑把に言えばお腹の部分や手足〜脇の部分などで、人間で考えても皮がたるんで伸びる部分です。

はっ!確かに肩や背中は硬い感じがするものね。お腹はタプタプ。

傷やシワ”使えない部分”を除いて綺麗な部分だけ贅沢に使うため1頭の牛で作れる鞄は1個。なんていう高級ブランドも。でも、余った部分でキーホルダーやストラップ、小物を作っているのです。