アルトサックス用のリガチャー:02

丈夫な牛の肩の部分(ショルダー革)を使ったオレンジ色のリガチャー制作の続きです。

 

『リガチャー_アルトサックス用_01』で縫った後に

 

革の切り口に焦げ茶色の染料を入れます。(この作業は縫う前に行う時もあります)

 

綿棒が便利でよく使います。綿棒も通常サイズ、子供用、芯が紙のもの、プラスチックのもの色々試して今は”子供用(小さくて細い)で芯材は紙”に落ち着きました。

 

同じように綿棒で布海苔(フノリ・左前のもの)を塗って布で磨きます。

 

そして一見綺麗になったものを一番最初のヤスリよりも細かい番号(例えば400→ 600→ 800というように)でヤスリがけして表面を整えて行きます。

 

すると徐々に光り出してぎゅっと詰まった感じになってきます。

これを何回、何番のヤスリで繰り返すかというのは革にもよりますし色々な考え方があります。私は自分が納得するまで、です。

 

磨く時の台に使っているのは、ホームセンターで見付けた接続に使うパーツと言うのでしょうか。サイズが色々あるのでリガチャーに合いそうなのを買って来て、切り口を軽くヤスリがけして革に傷がつかないようにしてから使用しています。

 

グレーのプラスチックが”外磨き用”だとしたらこちらは”内磨き用”、ハンズにたまたま使えそうなカーブの木の切れ端がありましたので、これもヤスリがけして使っています。

平面の机の上でやらずに、こうしたアールのついた台をわざわざ使うのはリガチャーの表と内側の革を張り合わせる時にアールをつけているからです。特に表に使っている牛のショルダー革は張りがあるので逆に曲げると細かいシワが寄ってしまったり良い事はありません。

。。。余談ですが、通常革は表を内側にして巻いて保存する(お店でも同様の場合がほとんどです)のですが、この革は表を外側にして保存します。仕入先でも丸めずに置いてあり表を外側にして配送してくれるのです。

 

ついでにこの革のポテンシャルをもう一つ。切っただけの状態の革と

 

切り口を何回か力を入れて磨いただけの革。。。。少し光っているのが確認できます。

このような張りや磨いた後の事など色々な特性を考えてこの革をリガチャーに使う事にしました(実は少量ですが紫色もあります◎)

 

 

金色の金具をセットして完成です。

ありがとうございました。